うつ病と低体温

うつ病と低体温

低体温の人はうつ病になりやすいことがわかっています。
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うつは女性に多い

男性と比べると、女性のほうがうつになりやすい傾向があります。
うつ病の患者数は日本人の8パーセントにもなります。
男女別にみると、女性のほうが多いです。60代から70代の場合は
女性のほうが倍近くも多いですが、30代から40代では、男女ともに多くなります。


女性の場合は、出産や育児などのストレスが原因になることもあります。
常にではないが、多くの時間、憂鬱を感じ、うつうつとして、悲しく、むなしい状態が二週間以上続いたら要注意です。


また、常にではないが多くの時間、何も楽しく思えず、興味がわかないという状態が
二週間以上あれば、うつかもしれません。うつ病は強い憂鬱感のほか、「やる気がでない」
「体が重い」「眠れない」などの症状が日常生活に支障が出るレベルで出現します。


うつ病といってもいろいろあります。
産後うつというのは、産後三ヶ月から半年に10パーセントから20パーセントの人が罹患するもので、
エストロゲン欠乏によりセロトニンが低下しておこります。育児ストレスや睡眠不足が誘因になることもあります。


女性の場合は、PMDD(月経前不快気分障害)と呼ばれるものもあります。
これは、排卵期から月経前まで、プロゲステロン(黄体ホルモン)が増えるのが原因です。
イライラし、キレやすくなり、あるいは落ち込みやすくなります。


燃え尽き症候群とよばれるものもあります。
仕事の繁忙により、精根尽き果ててしまったようになります。これが悪化して、うつ病になるケースもあります。


また、双極性障害というものもあります。これは「躁うつ病」のことで、
気分が高揚する時期と、沈む時期が交互に出ます。
軽い躁状態が出るだけのものもあり、この状態を普通と認識すれば、うつ病と誤診されてしまいます。


うつ病の原因の一つは、セロトニンの不足です。
そこで、脳内のセロトニンを増やす方法が研究されてきました。
SSRIなどの内服薬が知られていますが、薬以外にもよい方法があります。


高照度光療法がそれです。これは朝の太陽と同じ程度の強い光を毎朝二時間以上、
あびることで脳内のメラトニン、セロトニンを調整していきます。
薬よりも早く改善することもあるので試してみる価値がある方法です。
このような家庭用の光療法の器具が市販されています。


低体温の人はうつ病になりやすいこともわかっています。
低体温にならないためには、運動量を増やして、代謝を上げることがもっとも大切です。
冷えるような食事をしないようにすることも大切です。


 


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