精神科医の本音

精神科医の本音

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精神科医 名医

精神科医の本音についていろいろ知り合いの精神科医に聞いてみると、
複数の医師が口をそろえて、精神科医の診断ほどいい加減なものはないと断言します。


というのも、診断のものさしにしている診断基準は年々改訂されてコロコロと変わっているし、
疾患概念などの考え方もどんどん変わっています。そのあまりの変化ぶりに、
精神科医として長く仕事をすればするほど、そのいい加減さにあきれてしまうことになります。


経験豊富でキャリアのある医師ほど、診断基準のマニュアルをあてにしません。
それよりも長年の自分の経験と勘に頼って仕事をしたほうが、まだ良い結果になるからです。


多くの医師は、診断基準にふりまわされ、「よくわからんけども、とりあえずこっちにしとこう」
といった感じで診断名を記載しているというのは、患者からすれば、驚愕の真実です。


そうやって、いい加減に決められた診断をもとに副作用のつよい抗精神薬を処方されてしまうのです。
そして、患者が次々に主訴を相談してきたら、医師はあまりにしんどいときは、
とりあえず薬を追加してしまいます。そうすれば患者もだまるからです。


「それじゃ、この薬を追加しておくから」というわけです。
こうされることで薬に依存している患者は納得して帰りますし、
それがいやな患者の場合は、次からは余計なことをいわなくなるのです。


そして、薬をやめるとなると、医師は非常にデリケートです。
自分から患者の薬を減らそうと積極的になる医師はごくわずかしかいません。
ほとんどの精神科医は、薬を減らさず、「安定しているからそのまま」といって漫然と投与し続けるのです。


そうしたほうが患者のクレームを聞いて嫌な思いをせずにすむからです。
なぜならば、もし、親切に薬を減らしてあげても、そのために返って症状が悪化してしまうと、
患者は「先生が薬を減らしたから悪化した」と医師を責め立てます。
まるで精神科医のせいで悪化したといわんばかりにです。


精神科医はそれが不愉快であり、また訴訟などのリスクにもなりますので、
薬を減らすのには消極的なのです。それに薬さえ出しておけば、今の保険診療の制度があるので、
精神科医の収入は安定しています。薬を減らして心理療法をしたりすれば、
精神科医は苦労ばかり多く、収入は減る仕組みなのです。


そして患者が薬代が高いとクレームを言い出せば、今度は、医師は精神障害者福祉法を患者に薦めます。
つまり福祉の世話にならせるのです。


そうすれば、患者の医療費は国から支給されるので精神科医の収入はいっそう確かになりますし、
患者も、福祉のおかげで医療費はただ、生活費まで毎月十数万円ももらえるので、まともに働こうとか、
病気を早く完治させて社会復帰するとかいった気持ちも次第に失せてしまうのです。


こうして精神科医、製薬会社が儲かり、患者もまた生活保護と同じように暮らしに困ることもなく、
どんどん薬を飲み続けて薬漬けになっていくのです。
薬の副作用によって内臓も脳も機能が犯され、じょじょに寿命も短くなっていくことも知らずに。


本当に薬物治療が必要で、本当に福祉が必要な重篤な患者さんが
一定数存在することは否定しませんし、その人々を救うために精神科医にはがんばってもらいたいのですが、
今の仕組みでは、そうではない人が薬漬けで苦しんでいる問題を解決できていません。
これはなんとかしなければなりません。


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