どもり チック症

どもり チック症

どもり チック症に東洋医学や漢方を活用していくための情報をまとめました。
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吃音症(きつおんしょう)

どもりというのは、心理的なストレスが原因の一つとされています。
緊張や不安やうつにより、ドーパミン、
セロトニンなどの伝達・分泌異常で吃音が悪化するのです。


どもりは、吃音症(きつおんしょう)が正式な病名です。症状は、話す時に言葉が連続して出たり、
一時的に無音状態が続いたりして、円滑に話せないというもの。
吃音ともいわれます。原因や病態はまだよく分かっていません。


言語障害の専門家である言語聴覚士(ST)が治療を行います。
診断は、吃音の治療を手がける耳鼻咽喉科医師が行います。
神経内科でも吃音の知識があり、吃音治療を行うSTがいれば診断できます。


言語療法(丹田に力を入れ、第一語を引き伸ばしゆっくり話す抑制法や、
どもりながら話すバウンズ法など)、
認知行動療法、行動療法、心理療法などさまざまな手法を用います。
漢方薬により自律神経を整えることで改善する場合もあるので併用する価値があります。

チック症

チック症はトゥレット症候群とも呼ばれます。
「限局した一定の筋肉に、突発的、不随意に急速な運動が起きる」
疾患です。ある筋肉を、突然、目的も無く
自分自身の意思とは関係なく動かしたり、声をあげるものです。


チックの症状は「運動性チック」「音声チック」
の2種類に分けられています。


乳幼児から学童期に多い疾患です。
7歳前後の男児に多いとされています。
多くは成長とともに症状は消失します。


症例によっては青年期から成人期になるまで
症状が継続するケースもあります。


西洋医学では治療法らしいものがないのが
チック症ですが、漢方では、肝の失調として、
漢方薬の適応となります。


漢方でいう肝は筋肉の動きや眼の機能を
整える自律神経系の作用を指しています。
怒りの感情を司るのが肝であるとされます。


「甘麦大棗湯」「柴胡桂枝湯」など、
肝の失調を整える処方は多数あります。
患者の体質に応じて使い分けます。




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