放射線ホルミシスの提唱者はミズーリ大学の生命科学のトーマス・ラッキー博士です。そして日本ではラドン温泉やラジウム温泉で、放射線ホルミシス効果を誰でも得られます。秋田県の玉川温泉や、鳥取県の三朝温泉が有名です。そして今では家庭でホルミシス効果が得られる製品も開発され通販でも入手ができるようになっているのです。国際ホルミシス学会は、本部がマサチューセッツ大学にあります。歴史的貢献者七人のうちの一人がトーマス・D・ラッキー博士です。日本人では服部禎男博士があげられています。放射線は細胞破壊という側面とともに、細胞DNAを修復するさまざまな酵素の機能を活性化します。これが現代最先端医学で明らかになっている事実です。低線量放射線は、DNA修復機能の活性化を行い、それが破壊を上回る領域であるということ、それが放射線ホルミシス効果です。年に200ミリシーベルト以下でのガン発生率の増加はまったく認められておらず、そのような世界の地域の住民はむしろ健康長寿であることがこれを証明しています。これは高田純教授の『世界の放射線被爆調査』（講談社）にも出ています。日本でも放射線ホルミシス効果を臨床に応用しようという有志の医師たちが、ホルミシス臨床研究会を発足させています。東京女子医大准教授の川島朗先生が代表理事をされておられます。このように多くの医師たちが、放射線ホルミシスを理解し、これを健康増進と病気治癒に活用しておられます。また日本全国にあるラドン温泉、あるいはラジウム温泉では、誰でもこの放射線ホルミシス効果を健康増進のために活用することができるのです。家庭用の放射線ホルミシスのグッズも入浴用などのものが、手軽に入手できるようになっています。
日本ではラドン温泉がさかんですが、オーストラリアのバードガスタインでは、医師たちによるラドン温熱坑道浴が普及され、安全性についても実証されています。ここではラドン浴について長年の実績がありデータがたくさんそろっています。
すでに治療の実績があるものとしては、慢性リウマチ、脊椎炎、腰痛、神経痛、関節炎、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー疾患、膠原病、がん予防、精神疾患などです。ラドンガスが吸入されると、低線量放射線が細胞に照射されます。すると細胞内の水がイオン化して、活性酸素が瞬間的に大発生します。これが刺激となり応答反応がおきて、抗酸化酵素をつくる遺伝子のスイッチが入ります。これにより持続的に抗酸化酵素が発生して、活性酸素を除去し、さらにホルモン分泌、細胞修復、DNA修復、神経系、免疫系の賦活作用が出てきます。これがさまざまな難病に効く放射線ホルミシス効果の仕組みであり、若返り、アンチエイジング、美容にもおおいに好影響があります。海外ではオーストラリアのバードガスタインや、アメリカのモンタナ州のラドンヘルス・マインが有名ですが、日本では秋田県の玉川温泉や鳥取県の三朝温泉を筆頭に、全国にラドン温泉、ラジウム温泉があり、誰でも健康増進効果を得ることができます。そして、自宅でも同じ効果を得ることができるホルミシス製品も出ているので、温泉までたびたび足を運べない場合でも、その恩恵を受けることができるのです。
