タバコが血管と脳を老衰させる

タバコが血管と脳を老衰させる

タバコとは一酸化炭素中毒を非常に薄めた形で日常的に経験しているのと同じなのです。それは血管壁を老化させ、脳細胞を認知症へと傾けていきます。
医師によるヒプノセラピー京都
医師の施術で催眠暗示療法・前世療法・インナーチャイルドセラピーを受けてみませんか?

タバコの一酸化炭素が血管と脳を老衰させる

タバコの煙が大量の一酸化炭素を含み、それが血管に高濃度で溶け込むことは事実であり、タバコさえ吸わなければ、それらの一酸化炭素は体内に入ることはありません。一酸化炭素が血液に溶け込めば、血管壁の酸化による老化を促進して、余分な活性酸素を生じ、血管から肉体が老化していきます。わざわざ、老化促進する一酸化炭素をタバコで一生懸命吸い込むことは、スローモーションの自殺であって、愚かな行為です。また、暗算能力の低下がおこりえないとして脳への悪影響を否定する学者がいますが、タバコを吸う習慣がある人のほうが認知症を発症していることは世界的な統計で証明されている事実です。タバコは暗算能力の低下どころか、認知症というもっともおそろしい脳機能の低下を招くのです。その最大の原因物質になるのがタバコの煙とともに吸い込まれる一酸化炭素にあります。タバコとは一酸化炭素中毒を非常に薄めた形で日常的に経験しているのと同じなのです。それは血管壁を老化させ、脳細胞を認知症へと傾けていきます。禁煙否定派の学者は、副流煙によって体に害を及ぼすほど、副流煙を普段の生活で大量に摂取する事は難しいなどと主張しています。しかし、換気の悪くなっているせまい部屋や事務所などでは、いまでも、日常的にタバコの煙が蔓延した中で長時間過ごさなければならないことはありえます。心臓病や喘息の患者が副流煙がわずかにあるだけでも悪影響を受けることは医学的に証明されていますし、アレルギー体質の場合は、ほんのわずかなタバコの煙でもはげしい喘息発作がおこります。長年一緒にいる夫婦で夫の喫煙で妻が肺ガンになるリスクが2倍もあります。これだけ周囲に迷惑をかけるタバコは、すでに個人の嗜好の問題を超えた社会的な問題なのです。

 

人類にとっての害毒

タバコを吸う人はえてして生活が不規則で過度のストレスを抱えている人が多いという統計があることから、病気の原因はタバコよりも生活習慣にあると主張する一派もいますが、そもそもタバコを吸うからこそ、生活が不規則になりストレスが増えると考えるのが妥当です。タバコを吸うことでニコチン中毒という疾患の状態になりますので、その禁断症状がストレスとして存在し続けるわけですから、タバコが原因と考えるのが自然です。そもそも、すべての人類において、生活習慣がまったく同一はありえず、だからこそ、統計学によりさまざまなパラメーターを計算して、それでもタバコが原因と考えられるものを発表しているのです。肌荒れなんて、タバコを吸わなくてもストレスを感じればホルモンが狂って簡単に荒れるから、タバコのせいじゃないと主張する馬鹿もいますが、一卵性双生児を対象にした実験で、双子の一方が喫煙者で、もう一方が非喫煙者の場合は、喫煙者のほうが、顔の肌の老化が明らかに促進されていたという調査結果がすでに出ているのです。タバコ以外でも肌は荒れるかもしれませんが、タバコを吸えば、いっそう肌の老化が進むのです。肌だけではなく血管から脳、身体全部が老化し、早く死ぬことになります。喫煙擁護派の屁理屈にだまされてはいけません。彼らはタバコ会社の回し者であり、みずからも喫煙者であることがほとんどです。

 

女性の喫煙は流早産を起こし乳癌を増やす

乳がんを増加させ、子宮がんも増加させるタバコ。女性にとってタバコは百害あって一利なしです。女性スモーカーの50.1%が未婚と答え、49.9%が既婚です。既婚女性スモーカーの夫の喫煙率は、67.0%にものぼります。女性の喫煙が配偶者の喫煙状況に大きく影響されていると推測されます。女性の場合は、ストレス解消としてがもっとも多く、タバコの危険性への無知から、軽い気持ちで喫煙を開始し、やめられなくなっていくのです。興味本位、好奇心で水始めたタバコが、やがて、ストレス解消の手段になり、生活を縛っていきます。食事のあとや、イライラやストレスを感じたときにタバコを吸いたくなるのです。しかし、そのイライラやストレスとは実はニコチン依存症の禁断症状なのだということに気がついているでしょうか。ニコチンが切れるとイライラし、タバコを吸い、ニコチンを補充するの繰り返しです。金銭的に負担がかかり、肌荒れなどの美容上にも健康上に害があり、服や髪にニオイがつくタバコをやめたいと考えるのが自然です。そのせいでしょうか。喫煙女性の二割が電子タバコの使用経験があります。女性スモーカーの63.1%がタバコをやめたいと考えています。やめたい理由は肌荒れなどの悪影響に苦しんでいるためです。しかし、女性スモーカーの4.2%しか禁煙外来を受診していません。妊娠したらタバコをやめると考えている女性が43.8%、恋人や配偶者が禁煙したらやめるが17.0%となっています。

 

タバコは乳癌を起こし老化を加速し女性を不幸にする

また、タバコの価格が1000円以上になると98.7%がタバコをやめると回答しています。女性の喫煙率を下げれば、乳がんも減少します。喫煙する女性はそうでない女性の三倍以上も乳癌にかかっているのです。そして、喫煙女性の子供が発達障害や学習障害や自閉症になりやすいこともすでに判明している事実なのです。子宮癌や卵巣がんさえも、喫煙者のほうが多いことがわかっています。となれば、タバコ増税をして価格を1000円まであげるように国に働きかけることが大切です。それは女性を救い子供を救うのです。母親が喫煙している子供は呼吸器系の病気になりやすいことが知られています。少子化対策として、女性の禁煙を促進することは必須です。喫煙は女性の流早産を誘発し、未熟児を生みやすくするのです。少子化対策をいうのなら、女性の禁煙教育は欠かせません。


※著作権は放棄していません。ウェブサイト上の画像・文章などの転載、引用はお断りいたします。