松葉茶の効用

松葉茶の効用

松葉は古来から健康長寿の生薬として活用されてきました
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松葉茶は万病に効く

松はマツ科の常緑高木で日本で代表的なものはアカマツとクロマツです。松葉は松毛・山松須・松針などと呼んで薬効が高く、中薬大辞典に効能が記載されています。林羅山が幕府に献上した『本草網目』には、「松を服すると強壮になり、歯を固め、目や耳をよくし、瘡を治し、久しく服すれば身軽く、不老延年となる」と記載されています。『神農本草経』に「五臓を整え、久しく服すると身が軽くなり、年を取らず長生きできる」とあります。松葉には樹脂、葉緑素、酵素、鉄、ビタミンK・A・Cなどが含まれていることがわかっています。精油の中に含まる不飽和脂肪酸はコレステロール除去の働き。松葉茶の場合、アカマツを使うのが一般的です。採取した松葉は水で洗って、二センチ程度の長さに切り陰干して松葉茶を作ります。乾燥松葉を弱火で一時間ほど煎じ、水の量が半分ぐらいになったら完成です。常飲していると、高血圧も改善します。松葉茶は強壮作用もあり、不老長寿の妙薬とされてきました。ボケ防止、不眠症にもよいとされます。

 

血栓や脳梗塞を予防する

古来、松葉茶は万病気に効くとされ、不老長寿の目的で使われてきました。松の葉は「不老長寿のために仙人が常用した」と伝えられるように、健康上のメリットが多いことで知られます。特に血液の浄化や血管壁を強くする作用が注目されており、「脳梗塞」「心筋梗塞」「動脈硬化」を予防するといわれています。松葉茶の葉緑素クロロフィルが血液を浄化する、ケルセチンという成分が血管壁を強くする、精油成分がコレステロール値を下げる、ビタミンやミネラル(カルシウム、鉄分など)を含む、血液をキレイにし、血管を強くするとされます。「血液の浄化」と「血管の強化」です。脳梗塞・心筋梗塞・動脈硬化は松葉茶を常飲することで、リスクを下げることができます。認知症・リウマチ・冷え性・神経痛・ガンなどにも予防改善効果があると言われています。上気道感染、風邪にも使われてきました。これ自体が感染予防効果があるようです。


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