副腎疲労症候群

副腎疲労症候群

症状、疾患名からみた東洋医学や漢方を活用していくための情報をまとめました。
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副腎疲労症候群を理解しましょう

頭痛持ち、アレルギー体質、身体のあちこちに変調、うつ。いつも疲労感、倦怠感、だるい。しんどい。疲れている。しんどくてぐったりしてし何日も寝込む。このような人が血液検査すると、コルチゾールの値が低かったりします。また、更年期障害の治療をしてもあまり効果がない場合も副腎疲労の可能性があります。副腎疲労にあてはまる人は現代人に非常に多いです。人間のホルモン分泌は原始時代の生活リズムに設定されたままで現代人の生活には即していません。その結果、多くの人が副腎疲労を起こし、結果的にアレルギーや気管支喘息や、うつ状態や、パニック、全身倦怠感、無気力になるのです。副腎からはコルチゾールという重要なホルモンが出ます。これはアレルギー反応や自己免疫(膠原病、リウマチなど)を抑制したりさまざまな免疫システムに関与しています。このほかアルドステロンというホルモンも出ます。これはナトリウムとカリウムをコントロールするホルモンです。朝に塩水を飲むと良い理由は、副腎疲労の人はナトリウムの慢性的不足状態にあるためなのです。 副腎はプレグネノロンやDHEAなどの性ホルモンの母体となるマザーホルモンを分泌します。副腎疲労になるとこれらも阻害され、

免疫と老化防止に重要な副腎の働き

その結果、これらのホルモンが担う老化防止作用が低下し、肉体の老化がどんどん進んでしまうのです。またやる気、気力、元気も低下することになります。副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)とは、人生において強いストレスに重ねてさらされることで副腎疲労が起こり、副腎ホルモンであるコルチゾール、DHEA、プロゲステロンなど抗老化ホルモン、性ホルモンが分泌不全になり、疲労感、全身倦怠感、うつ状態の他、さまざまな症状を引き起こすものです。普通の病院に行くことでさまざまな検査をしてアドレナルファティーグ以外の病気が見つかることは、あるかもしれないですが、アドレナルファティーグだったら、異常なしとされ、精神科を紹介されてしまいます。つまり、うつ病などと診断されてしまうことになります。副腎疲労は誰でも一生に一度くらいは経験しますが、自然治癒する人もいれば、副腎疲労のために、うつ病に診断されて、精神科通院から抜け出すことが出来ない状態になるか、自己免疫疾患(リウマチ、膠原病などの難病)につながったりします。とりあえず、いますぐにできる副腎疲労症候群の対策をお伝えします。副腎疲労対策は、ホルモン分泌を整えるため、まず睡眠の改善です。すでに症状が出ている人の場合、夜は、10時に寝るようにします。最悪でも午後11時には就寝です。12時を過ぎることが多くなる人は以下に述べる睡眠以外の要素で挽回しましょう。熟睡を促すため、寝る前30分前に、クエン酸カルシウム、ビタミンC、パントテン酸(ビタミンB群サプリに含まれます)のサプリを飲んでください。

マグネシウムを含む海塩を活用する

また、夕食はできるだけ6時から七時半までにとりましょう。食事内容は、胚芽のついている穀物、野菜、リンゴなど果物、そして魚や肉などたんぱく質、豆腐や豆乳などにします。小麦や揚げ物は避けましょう。夕食が遅くなる場合は、夕方に良質の軽食をし、夕食はごく少なくすることです。アドレナルファティーグの治癒のためには、カフェインと糖分のある飲料は禁止です。特に副腎に悪いのがコーヒーや紅茶です。どうしてもカフェインを少しとる必要があれば緑茶にしましょう。野菜ジュースやトマトジュースは良いです。市販のオレンジジュースは農薬が多いので禁止です。市販品は皮ごとしぼっており、オレンジは特に農薬が大量に使われるからです。外食は、質の悪い食材が含まれるので、アドレナルファティーグの回復まで減らしましょう。朝ですが休みの日には9時、10時以降までゆっくりと休んでください。それが副腎疲労を回復します。朝、起きたら、水に海塩を入れてコップいっぱい飲んでください。水は、蒸留水またはミネラルウォーターなど天然水にしましょう。また、海塩の方が微量ミネラルがあります。朝の塩水には、マグネシウムなどミネラルが豊富な「ぬちまーす」という海塩をぜひ使用してください。自然食品の店や、品揃えの多い食料品店ならば流通しています。楽天やAmazonでも買えます。

副腎のためには朝食は取るほうがよい

朝の食事は必ずとりましょう。実は、副腎には朝抜きが最悪の仕打ちです。ただし、コーヒーなど禁止です。また午前中は、果物類は、禁止です。味噌汁とご飯などの和食系がおすすめです。朝か、昼には、天然型ビタミンC、ビタミンB群、クエン酸マグネシウムなどのサプリを飲んで栄養素を補充しましょう。倦怠感が残っている時は、「リコリス」という甘草を主にした飲料を飲んでください。ドラッグストアにもあります。甘草は副腎疲労を緩和します。昼御飯はできれば早めにとりましょう。12時前に開始が理想です。コーヒー禁止、カフェインと糖分のある飲料に禁止です。マルチビタミンを食後にとりましょう。NOWフーズのビタミンDやビタミンCもおすすめです。午後2時頃にはできるだけ良質な軽食をとりましょう。お菓子や、クッキーや、スイーツはダメです。アーモンドやリンゴや、トマトジュース、具のたくさんのおにぎりなどです。糖質だけ、炭水化物だけ、ということは避けましょう。ビタミンCとパントテン酸とクエン酸マグネシウムもとりましょう。1日の中で、疲労が感じられるときは、リコリスを飲むか、先ほどのミネラルウォーターに海塩を入れたものを飲んでください。その時も、ビタミンCとパントテン酸のサプリ、クエン酸カルシウムなどの追加も良いでしょう。副腎疲労対策の観点からはリンゴ、梨、パパイヤ、マンゴーなどが良く、バナナは好ましくない果物です。果物は朝は避け、午後から食べるようにしましょう。そして、これらの基本対策でも効果があがらない人は、副腎疲労が重度なので、天然プロゲステロンクリームを寝る前に塗布します。

 


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