コロナ感染予防体質の作り方

コロナ感染予防体質の作り方

症状、疾患名からみた東洋医学や漢方を活用していくための情報をまとめました。
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コロナ感染をどうすれば予防できるか

コロナに限らず、あらゆるウイルス感染は、人間側の免疫力の状態で、感染のしやすさや、感染しても、すみやかに撃退できるかできないか、という問題が左右されます。一般に言われる、手洗い、マスク、人込みなど密集、密閉の空間を避けるという話は、もちろんのことですが、ここでは、わたしたちの肉体側の条件を少しでも、感染予防に有益な状態にするノウハウをまとめてみます。といっても、睡眠を十分にとる、精神的ストレスを避けるなどは多くの人が理解していることだと思います。その他で重要なのが、栄養面での充実です。感染予防に一番重要な栄養素は、タンパク質です。体重キロあたり、同gのタンパク質を毎日とることが免疫力の維持に重要です。体重50キログラムの人なら、タンパク質を50g毎日とるということになります。食材でプロテインスコアが最も高いのは卵です。プロテインスコアとはアミノ酸をどれだけバランスよく含むかの指標であり、このプロテインスコアが100つまり満点なのが卵です。卵を毎日5個相当食べるようにしましょう。これだけで免疫力向上に有益です。

タンパク質とビタミンの重要性

卵のほか、牛肉や豚肉や鶏肉などの肉類もおすすめです。その次は魚介類です。このほかにはホエイプロテインがおすすめです。ホエイとは乳清のことであり、ミルクのカゼインを除去したものです。カゼインは健康に有害なので牛乳はお勧めできませんが、ホエイプロテインはカゼインが除去されているので、問題ありません。ホエイプロテインを使えば、食材で不足した分のタンパク質を簡単に補充できます。タンパク質の問題がクリアできたら、次は、ビタミン類です。ビタミンCを少なくとも3000mg/日を飲むことをお勧めします。3000mgではやや少ないです。できれば、3000mgを朝、昼、晩の三回、つまり、一日量で9000〜10000mgぐらい飲むほうが効果的です。ビタミンCは、天然の抗菌剤、抗ウイルス剤、抗アレルギー剤としての作用を持ち、花粉症やアトピーにも有益です。食事からだけでは、これほどの多量を摂取できないので十分な効果は出ません。多量にあってこそ、感染予防、アレルギー予防の作用が出ます。ビタミンCを過剰にとっても弊害はありません。便が緩くなる程度です。

ビタミンDの重要性

その次にビタミンDが重要です。ビタミンDは、ウイルス感染予防に重要な役割を持つだけではなく、ビタミンCと同様に癌予防の働きも強いです。大腸がんや乳がんはビタミンDの慢性的欠乏と関係があるとされており、うつの予防にも重要なビタミンです。これも食材から十分にとることはできません。日光浴をすれば皮下合成できますが、十分な日光に素肌をさらさねばなりませんので、実践は難しいでしょう。そこでサプリメントとして、ビタミンDをとるということになります。水着で晴れた浜辺で一日過ごすと1万単位のビタミンDが自然に合成されます。ということは、1万単位までは、何の問題もないということです。日焼けサロンなどでは一日二万から二万五千単位も皮下合成されることもわかっており、過剰になるリスクは、きわめて低いのです。ですから毎日5000単位は飲むほうがよく、感染予防を強化するには1万単位でもよいということです。日本の厚労省基準は4000単位までになっていますがこの基準には科学的妥当性がありません。ビタミンDのサプリメントは、1カプセル5000IU(単位)の製品がAmazon等の通販で簡単に購入できます。

セレン、亜鉛、ビタミンA

このほか、セレン200μg/日もサプリメントでの摂取がおすすめです。セレンもウイルス感染予防に重要な栄養素です。このほか亜鉛も免疫に重要ですが食事からとれる場合はそれで十分です。粘膜の防衛力を高めるビタミンAもカロテンとして野菜から取れるので、野菜を多くとる努力をすれば補充できるかと思います。野菜が不足する人はサプリメントでとるとよいでしょう。

 


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