天然プロゲステロン

女性が悩むさまざまな症状の多くに、プロゲステロン欠乏が関与していることが知られてきています。これまでは、更年期障害などはエストロゲンが欠乏して起きるなどと言われてきましたが、内分泌学の進歩で、それは間違いであったことがわかってきています。

女性の健康とプロゲステロン

PMS、更年期障害、不妊症、骨粗しょう症、そして、不安障害や、うつ状態までもが、プロゲステロンの欠乏が大きな原因であると判明してきたのです。女性はプロゲステロンとエストロゲンを200：1でバランスさせています。そして、ストレスによる副腎疲労や加齢などによって、プロゲステロンが先に減少するのです。すると、相対的にエストロゲン優勢という状態になって、エストロゲン優勢が主原因となって、PMSや不妊症や骨粗しょう症や更年期障害が起こり、メンタルもまた、うつや不安を起こしてくることがわかってきたのです。

エストロゲンではなくプロゲステロンが重要

つまり、補うべきはエストロゲンではなかったのです。プロゲステロンだったのです。そして問題がもう一つあります。それは現代医療で使われるホルモン製剤のすべてが、人工合成ホルモンであり、人体に存在する天然ホルモンとは化学式が違うという問題です。人工ホルモンは、天然プロゲステロンを原料にして、その化学式をいじって似たものを作り出し特許をとって商業利益を得ている商品です。人工合成された人工ホルモンは、人体にもともと存在しないものであるからこそ、副作用があります。アメリカでもホルモン療法の結果、乳がんや子宮がんや脳卒中、心臓病が増えました。これらはすべて合成ホルモンを使ったために起こったことです。低用量ピルもまた合成ホルモンです。

リー博士の功績

アメリカの天然ホルモン療法の先駆者であるジョン・R・リー博士は、人工ホルモンの使用こそがさらに多くの病気を引き起こしていることを突き止め、天然プロゲステロンクリームを使うことを推奨しました。ヤムイモからとれるジオスゲニンを酵素分解すると人体に存在するのと同一の天然プロゲステロンが安価に作れることは三十年以上も前から確立されていました。ところがこの安価で安全な天然プロゲステロンでは儲からないので、わざわざ人工的に化学式を組み替えた合成ホルモンを製品化し、製薬会社はそれで儲けてきたのです。これは日本でも全く同じです。

天然プロゲステロンクリームを入手するには

人口合成のホルモンなど使わずとも、安価で安全な天然プロゲステロンクリームを使うと、PMSも更年期障害も改善し、不妊症や骨粗しょう症やうつ病やパニックも改善し、女性のあらゆる健康面での改善効果があることがわかってきたのです。そのエビデンスをまとめたジョン・R・リー博士の著書は、100万部を超えるベストセラーになり米国政府高官の女性もこの天然プロゲステロンクリームを使う療法で改善したことを述べています。天然プロゲステロンクリームを使うと、乳がんも子宮がんも予防されたのです。前立腺癌にも改善効果が高いこともわかってきています。天然プロゲステロンは性ホルモンではなく男女双方にとって必須のホルモンとしてこれからますます注目されていくことでしょう。

天然プロゲステロンクリームの使い方については下記の書籍で詳しく学ぶことができます。
最新改訂増補版 医者も知らないホルモン・バランス


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