不妊

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鹿茸大補湯は、栄養状態が低下し、虚弱になったものを回復させるために完成された漢方です。
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鹿茸大補湯

鹿茸大補湯は女性の不妊症、男性の不妊症、および腰痛に悩む人に知ってもらいたい漢方処方の一つです。鹿茸大補湯(ろくじょうだいほとう)は、漢方の古典『東医宝鑑(トウイホウカン)』に収載されています。鹿茸大補湯は、男性の不妊にも女性の不妊にもよく効く漢方薬として有名です。ちなみに、鹿茸とは、鹿の幼い角を原料としています。


鹿茸大補湯は、東洋医学でいう「温腎補陽」「健脾益気」「補腎益精」の働きの漢方ですが、とりわけ、腎の陽気を補うとされ、これはすなわち、腰痛や不妊を治すと理解されます。エネルギーや熱のもととなる「陽気」を補う効能が非常に強力で、八味地黄丸などの何倍もあると漢方の方面では考えられいている処方のひとつです。「腎]」を温める温腎補陽の結果、冷え性や腰痛が緩和され、妊娠しやすい身体が整います。東洋医学で生殖機能を意味する「腎」を補って、精気を益す補腎益精の働きで、腰痛や下肢筋力の低下や冷え性などを改善していく漢方と考えられています。男性にも女性にも使われてきた処方です。


もともとは鹿茸大補湯は、栄養状態が低下し、虚弱になったものを回復させるために完成された漢方です。鹿茸大補湯は実際には、老化全般の症状緩和などにも効果が高いと言われています。もちろん病後の衰弱・耳鳴り・腰痛・神経痛などにも良いので、産後にも使えます。人参、杜仲、鹿茸が中心に配合され、 温腎壮陽・補益精血をなし、 腎陽を補い血をも補うとされます。全身の精力を増強させて、生殖機能を男女ともに高めるための生薬が配合されているのです。衰弱した機能を回復させ子宝に恵まれるようにしてくれる理想的な漢方処方です。


漢方薬を活用することで滋養強壮

漢方医学では、不妊や腰痛は腎虚の症状のひとつとされます。腎虚とは、滋養強壮の生薬で養生すべき状態を指しています。鹿茸大補湯のほかにも動物生薬で有益なものがあります。たとえばスッポンは、滋養強壮の生薬の代表です。江戸時代の漢方医が滋養強壮によく勧めていたのはすっぽんでした。すっぽんには、老化防止、元気回復の生薬としての働きがあります。滋養強壮の生薬をとることで身体のあらゆる機能が高まり、腰痛にも予防的な影響があるのかもしれません。


すっぽんが推奨されるのは、すっぽんの場合は、国産の原料を使用している安心できる製品が多いという点です。購入の前に、国産すっぽんかどうかの確認は必要です。江戸時代には広く庶民に食べられたすっぽん料理は、当時からアンチエイジングの食材でした。すっぽんの豊富なコラーゲンやアミノ酸、ビタミンB群に注目が集まっています。東洋医学、漢方では、すっぽんは「土鼈甲」として使われて、その煎じ薬は、滋養強壮つまり、アンチエイジングに活用されてきました。アンチエイジング効果をもつサプリメントの代表として、すっぽんは広く普及しています。現状では、国産品が確実に入手できるアンチエイジング食材のひとつがすっぽんです。すっぽんの国内養殖はさかんで、多くは清流の清らかな水で飼育され、厳選された餌で育てられています。



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