不眠症

不眠症

不眠症は睡眠薬などに頼らずに治すことができます。薬を使わない不眠解消法について。
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良質の睡眠は、ストレスを軽減

加齢とともに不眠傾向を訴える人が増えますが、必要な睡眠時間は年齢とともに減少するのが自然です。70歳を過ぎれば6時間も眠れれば十分です。また、浅い眠りになるのも加齢性の変化なので、無理に薬でそれを修正する必要もないのです。睡眠薬には依存性がありますので頓服以外の使い方は危険です。常用することで依存し、副作用も出やすくなります。記憶が飛んだり、幻覚や妄想が出ることもあります。また夜間の転倒や骨折の原因にもなりますので、睡眠薬はできるだけ使わないほうがいいのです。良質の睡眠を薬に頼らずに実現する方法は、第一に、よく運動をすることです。日中の筋トレや運動は重要です。運動不足にならないことです。


良質の睡眠は、ストレスを軽減するので、DHEAというホルモンの分泌を増やしてくれます。このホルモンは、脂肪を燃やし、肌をみずみずしくしてくれます。まさに若返りホルモンといえるものです。また、良質の睡眠が成長ホルモンの分泌を促してくれます。このホルモンは、アンチエイジングに必須のホルモンです。成長ホルモンは皮膚のメンテナンスをしてくれます。日光やさまざまな刺激で痛んだ皮膚をよみがえらせます。これらは夜の間になされるので睡眠が重要なのです。良質の睡眠が確保されていると、成長ホルモンが十分に分泌されます。


甘いもの、炭水化物、アルコールは、成長ホルモンの分泌を妨害しますので、就寝二時間前以降はとらないようにしましょう。百歳の老人を特集した番組をみると、共通した要素を誰でも簡単に発見すると思います。それは、百歳になっても健康で自立している人は、物の考え方が「明るく前向き」で、「何事にも感謝の念をもって生きている」ことです。この一事だけを考えても、暗く後ろ向きな人は、美容にも健康にもマイナスであるとわかります。


感謝とは肯定と許容の意識です。これがメンタルを介して神経ペプチドを動かし、結果、内分泌系に影響を与えているのです。食材の知識、運動の知識、経皮毒などの環境知識も重要ですが、心のセルフケアもとても大切なのです。そしてよく歩く習慣があることも多くに共通しています。よく歩くとDHEAの分泌は促進されます。もし、日常生活の中であまり歩くことがないという人は、ランニングマシンやトレッドミルを自宅において毎日5分からでもよいので歩くということを意識してみましょう。


毎日、30分歩くのが理想ですがいきなりはできないかもしれません。その場合、とりあえず、毎日5分、ランニングマシンの上で歩いてみましょう。速度はゆっくりでもかまいません。時速にして3キロとか4キロから始めてもよいでしょう。まずは習慣化しましょう。すると、良質の睡眠がとれるようになってくることでしょう。ただし、眠る直前には逆効果となります。就寝の5時間前には運動は完了しておくほうが効果的です。寝付けない傾向のある人は、就寝時間の5時間前ぐらいに、5分でもランニングマシンに乗ることです。できれば10分、20分と伸ばしましょう。30分できるようになるとおおいに効果が出ていることでしょう。また、ハーブティを使うことも良い方法です。パッションフラワーというハーブは神経を鎮静化させ深い睡眠を促すので、就寝の二時間前ぐらいに飲んでおくとよいでしょう。


 


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