ラドン温泉とホルミシス効果

玉川温泉は秋田県にある有名な温泉です。ここは末期癌の人や慢性関節リウマチの患者、そしてアトピーなどアレルギー疾患の人など、難病で苦しんでいる人達がたくさん湯治に来ます。ここにいくと、玉川温泉での湯治で難病がよくなった実話を、湯治に来ている人からいくらでも聞くことができます。余命半年と医者にいわれ、すべてをかけて玉川温泉に湯治に通い、三年以上も元気に暮らしている老人。膠原病が改善した人、アレルギーが改善した人、彼らは、普通に湯治の場で体験を話してくれます。この玉川温泉をはじめとして、湯治で健康になったり、肌が若返ったり、アンチエイジングに効いたという話がたいへん多い温泉の種類があります。それがラドン温泉です。ラドン温泉にはどんな秘密があるのでしょうか。ホルミシス効果とは、低線量の放射線による細胞賦活効果です。低線量の放射線を浴びると、細胞が活性酸素を発生させ、身体は活性酸素を分解するための酵素を大量に産生します。すると細胞賦活作用が全身に働き、アンチエイジング作用、病気治癒作用が出てきます。ラドン温泉で湯治すると、多くの人が美肌になったり、体調がよくなったり、そういった健康効果を体験しています。ラドン温泉ではホルミシス効果を手軽に得られます。低線量の放射線が細胞賦活効果によって、美肌や健康増進につながる作用を発揮します。このようなラドン温泉、ラジウム温泉は大正時代から全国に広まり、いまでは日本列島のどこにでもあります。全国にあるラドン温泉を日本人は手軽に訪れて、健康と美容の効果を得ることができるのです。

自然放射線は医療にも使われている

日本ではあまり知られていませんが、アメリカなど欧米では、医師が処方箋を書いてそれに従って、自然放射線の出ている洞窟などで、ホルミシス浴という治療をしているのです。つまり、日本でのラドン温泉やラジウム温泉の効能と同じように低線量放射線の細胞賦活作用をこうして医療的にも活用しているのです。日本では、ホルミシス臨床研究会という組織があり、これに所属する医師たちがクリニックで、同様のホルミシス浴を提供しています。稲恭宏先生は東大医学部の医学博士で日本の低線量放射線医療の権威であり、世界的にも有名です。ホルミシス効果とは微量放射線による免疫回復効果のことであるといえるでしょう。微量放射線が細胞賦活することでかえって病気を治し、アンチエイジング効果があることは、多くの医師が認めています。免疫力を高める方法に詳しい安保徹先生もホルミシス低放射線療法を認めています。世界中にある自然放射線が高い土地。そこに多くの人が住んでいて、健康障害は出ていない。むしろ健康度が高い。福島あるいは日本よりも高い放射線量なのです。その事実に日本政府は顔を背けています。今回の地震による放射線など何の心配もないし、むしろ健康増進効果となるのです。政府は真逆のことをしているのです。テレビも新聞もです。もし、わずかでも放射線が悪いなら、大正時代からラドン温泉が日本中にあり、玉川温泉はじめ、多くの病気治癒の事例が出ていることに矛盾します。

放射線ホルミシス効果と微量放射線の健康作用

福島の風評被害が深刻です。東日本大震災でおきた原発の放射性物質の飛散問題。いまや国民をあげて戦々恐々としているようです。ところが放射線の臨床専門家の多くは、福島レベルはまったく健康に害がないばかりかむしろ微量放射線による健康効果があると主張しています。放射線の臨床専門家である東大医学部の稲恭宏博士もその一人です。稲恭宏博士は、微量放射線による健康増進について研究され、東京の四箇所の専門施設では、すでに低線量放射線による末期癌や膠原病やアレルギー疾患の治療に大きな成果をあげているそうです。そして今回の福島のレベルよりも高い自然放射線のある地域は世界中にあり、その住民の健康調査で、何の問題もないどころか、そこの住民は低線量放射線の効果でむしろ健康になっているのです。放射線には微量レベルでは健康効果があり、あるレベルを超えて、原爆などの超高線量の場合に健康に有害であるという性質があるのです。これは塩分などの健康成分と同じで、微量であれば必要で、大量であれば有害というわけです。実際、完全に放射線がないと微生物は死滅します。テレビではこの事実を説明せず、いたずらに不安をあおっているのです。全国のラドン温泉は、微量放射線の健康作用を活用したものなのです。