引き寄せとシンクロニシティ

引き寄せとシンクロニシティ

心の健康の実現に東洋医学や漢方を活用していくための情報をまとめました。
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【質問】
引き寄せとシンクロニシティは同義と考えても良いのでしょうか?シンクロニシティを考えていくと、引き寄せの法則になってしまいます。

【回答】
引き寄せの法則もシンクロニシティも、「想念の現象化」に基づくものです。引き寄せというときには、願望の実現までを含みます。自分が引き寄せているという自力的なニュアンスが強いので、自力過剰に陥らない注意が必要です。シンクロニシティはもともとユングが提唱した言葉で、意味のある偶然の一致のことです。守護霊や神仏が教えてくれる場合も意味のある偶然の一致という現象を使ってメッセージを伝えてくれます。そういう視点で周囲を見ていると、その信号が意外とたくさんキャッチできることに気づくようになります。シンクロニシティにはこのような他力的な視点が含まれています。ものごとには自分で引き寄せている部分と、天から授かっている部分の両方があることをわきまえていれば、慢心の弊害に陥らないですみます。中途半端な理解で、引き寄せの法則を知ると、多くの場合、とても傲慢な人になっていきます。なんでも自分が引き寄せていると考えますから、他人への感謝も神仏への感謝もなく、傲慢で不遜な人柄になっていくのです。100パーセント自分が原因などと謳っているものもありますが、自戒と反省を通り越して、傲慢な人間をつくるだけです。そこには自分という視点のみあって、他への愛念と真心と礼節が欠如しているのです。天地への感謝、祖先や人々への感謝、神仏への感謝のない人間は、やがて、幸運からも見放されて、早晩行き詰るのです。そういう人は、お盆の先祖供養もろくにやりませんし、普遍的な信仰心もないので、神社や仏閣に参拝することもありません。こういうところから、真贋が自然に明らかになるのです。本物であれば、礼節、感謝、謙虚という要素が必ずあります。そして、祭祀を軽んじることはありません。


【質問その1】
マイナス思考を発展的な言葉で打ち消す努力が、なかなか難しいです。

【回答】
マイナスをプラスで打ち消すことばかりに意識がむいていると、なかなか想念は変化しません。それは、むしろ従であり、主とすべきは、積極的にプラスの言葉を自分に言い聞かせる作業です。そこに意識を集中していくようにしましょう。この練習をしているうちにも、ふとした間隙をぬって湧いてくるマイナスの思考に対して、いっそうのプラスの言い聞かせをして中和していくということです。「マイナスを消そう」ではなく、「プラスを生み出そう」とし続けることがコツです。


【質問その2】
幼い頃から父親からマイナスの言葉しか聴いたことがありません。母親には育てられたというより把握され続けた感じです。そのせいか、自分の目標を立てたいですが、よくわかりません。

【回答】
確かに親の影響は強いものですが、運命を変えていくためにはそこであきらめてはなりません。「そこをなんとか」「そこをなんとか」と、自分を鼓舞して、塗り替えていく作業が大切になります。根気、粘り強さがどうしても必要です。そもそも、どんなものごとであっても、根気よく取り組むことで、成就するものです。困難であるとしても、前進する決意、覚悟が必要です。すぐにあきらめないことが肝心です。自分にできることから始めてみてください。

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