不眠解消法とハーブ

不眠解消法とハーブ

睡眠薬に頼らずに最適な睡眠をとれる体に調整。日中に運動をして、筋肉を鍛えることが、最善の方策。睡眠を深くする栄養素をハーブで補う。
医師によるヒプノセラピー京都
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睡眠薬に頼らずに眠れるようになる方法

不眠になる人は、運動不足であったり、日中の惰眠が原因であったり、病気ではないものも多くみられます。そういう人の場合は、まず毎日散歩など運動を欠かさず行うようにしましょう。また、日中に昼寝やうたたねをやらない工夫が大切です。睡眠薬ばかりに頼るのはもうやめませんか?眠れない悩みを持つ人の多くは睡眠薬を頼ります。しかし、眠れないことで死ぬことはありません。眠れないことを恐れることはないのです。


もちろん放置していれば、続発性の別の体調不良の原因になりますので、克服の工夫は必要です。薬に頼る前にまずは、自然な他の方法を試しませんか?全身のバランスをとることで、睡眠に導く方法もあります。日中のストレスや興奮を鎮め、神経を自然に落ち着かせるのです。アロマセラピー(アロマテラピー)とは、植物の香りを健康効果に活用するノウハウです。


睡眠を深くし、リラックスさせるアロマオイルがあります。ラベンダーなどが有名です。寝室に効果的にアロマの香りを使うには、キャンドルLEDアロマ、パーソナル卓状芳香器などが便利です。不眠症を治すには、眠れない時に、じっと布団の中にいて眠くなるのを待つより、ベッドから出て別の行動をとる方が有効です。研究結果が医学誌「Archives of Internal Medicine」に掲載されました。


研究したのはピッツバーグ大学医学部の研究者です。不眠症で悩む平均年齢72歳の79人を対象に4週間にわたり実験しました。参加者の半分には不眠症対策の本などを読むよう指示し、残りの半分とは面会と電話を合わせたセッションを設けました。そしてベッドで過ごす時間を制限し、寝ている時間と起きている時間の区別を明確化させたのです。すると「不眠症が改善した」との回答比率は、セッションに参加したグループでは3人に2人と高く、本を読むよう指示されたグループでは4人に1人でした。不眠症の人は長い時間ベッドに寝て眠れないことを心配しますが、それは不眠になるのを待っているのと同じなのです。眠りに就けない時は、ベッドから出て何かをすると早く眠くなるのです。


あなたが眠れないのは、寝室の環境のせいかもしれません。もし、硬いベッドや重い掛け布団を使っているなら、睡眠は妨げられています。また、寝る直前まで明るい蛍光灯やパソコンの画面にさらされているのも睡眠の妨げになります。室温が高すぎても低すぎてもいけません。エアコンを切って寝るのは特に夏場は好ましくありません。夏場であれば、27度から29度ぐらいまで室温を下げておく必要があります。ベストな寝床の温度というのがあり、それは年間を通じて33度前後とされています。このため冬場でも、暖房で室温は18度から20度ぐらいまで高めておくほうが良いです。


掛け布団は、水鳥の羽毛か、羊毛素材のものが重さの面では、最適です。重めの布団は、体の圧迫から血行不良をまねきます。硬い綿わた素材というのは、あまり良い布団とはいえません。不適切な布団でストレスを与えると、中途覚醒を起こしやすくなることがわかっています。熟睡ホルモンであるメラトニンを十分に分泌させるためには、夕暮れ時の暗さと同じ、150ルクスが好ましいとされています。ふつうの室内灯である蛍光灯などは300ルクス以上もありますので、メラトニンの分泌は妨げられてしまいます。


就寝の一時間前には、間接照明や弱めの明かりに切り替えておきましょう。また、できるだけ、朝は朝日が差し込むようにしておくほうがホルモン分泌に効果的です。寝る前に音楽をかけるというのはどうでしょうか。もし、歌詞のない単調な音楽であるなら、周囲の騒音も感じなくさせてくれますので、睡眠には向いています。眠れないときは、小音量で無声音楽をかけるといいでしょう。マットの硬さも重要です。押すと二センチから三センチぐらい沈む弾力性のあるものがもっとも熟睡させてくれることがわかっています。


どうしても何か飲みたいのであれば、ハーブなどの自然な力を活用してみましょう。ハーブのほうが副作用もなく安全です。パッションフラワーは、不安と緊張をとり、睡眠を深くしてくれます。

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