実際に診断されていない人も含めると「うつ」に悩む人がたいへん多いです。これは一つには、環境の変化に適応できずにそのストレスによってうつ状態になる人が多いことが原因です。もともと、うつ病などがあって、有料老人ホームに入居する人もしばしばみかけます。そして高齢者になると、うつにかかりやすいことも一因です。うつを予防するには、食事の内容も大切で、トリプトファンを含む食材を毎日摂取することが予防法になります。例えば、バナナや豆腐、アーモンドなどにはトリプトファンが豊富です。トリプトファンは摂取されると脳内のセロトニンを増やし、うつを予防します。また、適度な運動も効果的です。うつ病の治療には有酸素運動を生活の中に取り入れると良いことがわかっています。抗うつ剤だけで治療した場合と、有酸素運動だけで治療した場合の効果が同程度あったとの研究結果も出されており、運動は重要です。毎日の散歩や、筋力トレーニングは、うつの予防だけではなく、転倒防止や基礎代謝の向上などアンチエイジングの効果が高いのです。特におすすめは、副腎疲労を回復させる食生活です。副腎疲労こそが、うつ状態の最大の原因なのです。下記の本をおすすめします。
医者も知らないアドレナル・ファティーグ―疲労ストレスは撃退できる!