腰痛

腰痛

症状、疾患名からみた東洋医学や漢方を活用していくための情報をまとめました。
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腰痛の原因

腰痛の根本原因は姿勢が悪いことにあります。姿勢が悪いと、背骨に無理な負担がかかります。その負担が椎間板を痛めたり、椎間板を変形させたり、腰椎の骨の形を年月かけて変形させたり、骨棘ができたり、変形性腰椎症や、脊柱管狭窄症を起こしたりするのです。骨そのものへの影響の前におこるのは、筋膜性腰痛などの、いわゆる慢性腰痛です。腰痛や肩こり、首の痛みなどの改善と予防には、背骨の歪みを正すことがもっとも根本的な対策なのです。そして背骨の歪みは自律神経の働きを妨害しますので、自律神経失調症やめまい、慢性頭痛、体のだるさなどの、いろいろな症状を引き起こしている可能性があります。背骨の歪みをわずか30秒ぶらさがるだけで、すっきりと整えるのが、ぶらさがり健康法の最大のメリットです。ぶら下がり健康法であれば、時間も手間もかからないのです。毎日30秒から60秒のぶらさがりを日に数回行うだけなので、職場や自宅にぶらさがり健康器具をおいておくだけで、誰にでも、ぶら下がり健康法は実践可能です。

 

腰痛の症状とその対策

腰痛の85パーセントは、慢性腰痛と呼ばれているものです。これは、原因がよくわからないとされていますが、その多くは姿勢の悪さからくる背骨の歪みが積み重なっておこります。腰痛の中には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症や圧迫骨折などもありますが、これらは、全体の15パーセントなのです。残る85パーセントは、原因不明の慢性腰痛です。そして、その慢性腰痛の多くが、腰椎をはじめとする背骨の歪みがもとになっておこるのです。つまり、多くの腰痛は生活習慣病ともいえるものです。生活の中での姿勢の悪さ、ネコ背や横すわり、背中を丸めているなど、背骨に負担のかかる状態を続けていることが根本原因といえるのです。腰を前後にそらせてみたときに、痛みが強くなる腰痛の中には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症や、腰椎圧迫骨折がありますから、レントゲンやMRIで腰椎の状態を調べる必要があります。しかし、それ以外のものは、まず背骨を整えることです。背骨を整える一番簡単な方法がぶら下がり健康法です。ぶらさがりは、背骨を自分の体重で自然にもとに戻します。腕の筋肉もつけたい筋トレの効果も期待するなら、立位ぶらさがりを、高齢者などで、腕の力に自信がない人は、座位ぶらさがりをおすすめします。ぶら下がり健康法は、いずれも30秒から60秒、ぶらさがるだけでよいのです。それを日に数回、行うだけのきわめて簡単でシンプルな方法です。ぶらさがることで胸郭が開いて、呼吸が深くなり、自律神経も整うのです。内臓下垂の改善効果もあります。ぶら下がり健康法は、老化防止のアンチエイジング法としてもおすすめなのです。

 

腰痛を予防したり改善する体操

腰痛を予防する体操には大きくわけて、腰そのものを刺激するものと、体のポーズを使ってするものとがあります。痛みが出ているときにおすすめなのは、痛む場所の周辺にあるしこりをみつけて、指で押す方法です。じわーと押して、ぱっと離すことで血流を改善していきます。このように圧力をかけて、ぱっと緩める動きはその部位に血流を呼び込みます。そうやって血行を改善することで痛みを緩和していくのです。もう一つは、うつぶせになった状態から背中をそらしていくポーズです。これは背中の筋肉をほぐして、背骨の歪みをとる効果があります。しかし、もっとも簡単な方法は、ぶらさがりです。ぶらさがりは自分の体重で背骨の歪みを元に戻すことで、腰痛の根本原因を取り除いていくのです。ぶら下がり健康法は、どうしても、ぶら下がり健康器具をそろえる必要があります。それがないと、安全な形でぶら下がる動作が家庭ではなかなかできません。しかし、幸いなことに、ぶら下がり健康器具は、安価に通販で入手することができます。設置場所も、広いスペースがなくてもよいので、困ることがありません。ただ、ぶら下がるだけでよい、ぶら下がり健康法なら、ものぐさな人でも実践できるのです。腰痛によい漢方としては、疎経活血湯(そけいかっけつとう)が知られています。慢性の腰痛や坐骨神経痛を緩和してくれます。急性期には、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を使います。


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