自律神経失調症

自律神経失調症

自律神経失調症に対して、東洋医学や漢方を活用していくための情報をまとめました。

自律神経失調症

自律神経失調症という病名は、
ゴミ箱のような病名と揶揄されることもあります。
不定愁訴で診断がつかないときに、あるいは精神疾患で正式な病名の
告知がはばかられる場合に、この診断名を使用されることがあるからです。


多くは冷えのぼせ、めまい、ふらつき、動悸、倦怠感など、の症状です。
こうした症状は、体質的に自律神経系が不安定な人に多いといわれています。
疲労や心労などストレスがたまっている人、睡眠が不規則な人、
女性ホルモンの周期が不規則になっている更年期などに症状が出やすいです。


神経症やうつ病などで自律神経失調症状が出ることは良く知られています。
自律神経失調症に対するセルフケアとして、いろいろな体操が知られています。
ここでは骨盤回し体操という簡単な体操をご紹介します。


これは横向きに寝転んで、両足をのばし、上側の足を足首を回す形で
全体にぐるぐると回すだけです。右回り、左回りにそれぞれ五回から十回ほど回します。左右の足で行います。


この体操では仙骨と腸骨のジョイントである仙腸関節の調整ができます。
仙腸関節が整うこの体操で、小腸愈(しょうちょうゆ)というツボが刺激され、
全身の新陳代謝が活発になります。


また、骨盤の歪みが正常化されるので、背骨の歪みも改善し、
このことが自律神経の機能を本来の状態まで戻してくれるようです。
背骨の歪みは自律神経の機能に深く関係しているためです。
この体操は朝晩続けていると自律神経失調症だけでなく、さまざまな効果をもたらしてくれます。


体の歪みが解消されることで、ウエストやヒップがスリムになった、
身長が伸びた(背骨が整うため)などの効果が報告されています。
骨盤と背骨の歪みがとれることから、下がっていた内臓が元に戻り、
下腹部の出っ張りが解消します。内臓機能が整い、便秘や下痢などの胃腸の不調にも効果があります。


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