心悸亢進(動悸)

心悸亢進(動悸)

心悸亢進(動悸)の症状に東洋医学や漢方を活用していくための情報をまとめました。
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心悸亢進(動悸)

心悸亢進、動悸は、心臓の鼓動が自覚され、
それが通常よりも早く、胸苦しさや息苦しさを伴うこともあります。
心臓病の症状として出るほか、甲状腺機能亢進症、
バセドー病でもホルモンの作用により、心悸亢進が出現します。


心臓病では不整脈、心筋梗塞、狭心症、心不全など。
また内分泌疾患では、甲状腺機能亢進のほか、
内分泌腫瘍によるものもあります。代表的なものは副腎にできる褐色細胞腫です。


こうした器質性の疾患が原因になっていないか、まずは
CTやMRIなどの画像診断、血液検査、心電図検査、心臓超音波検査などで、調べておきましょう。


その上で、器質性の異常がなければ、
心臓神経症などの心身症を疑うことになります。
パニック障害でも、心因性の動悸がおこります。これらは東洋医学が効くものが多いです。


東洋医学で奔豚気、奔豚症などと呼ばれ、
胸の中で豚が走り回るような不快感、あるいは、
腹の底から豚が勢いよく走り上がってくるような不快感と表現される症状があります。


これも心悸亢進の一種ともとらえられます。
漢方薬の処方に「奔豚湯(ほんとんとう)」があります。このタイプに良く効きます。
それ以外の多くの場合は、炙甘草湯(しゃかんぞうとう)や
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)など、体質や症状により複数の処方を使い分けます。


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